文明と文化 [Civilization & Culture]

【文明と文化の違い】

文明と文化の違いを意識したことがあるだろうか?

「文明」も「文化」も一緒くたに語られることが多いが、
別けて考えると色々と合点がいく事も多く、
整理が付き、視界が開ける様な感覚を覚えたので、
ここに記したい。

この2つの違いを強く認識させられたのは、ある日、
ハッキングからサイトを守る方法などを調べていた際、
とあるセキュリティ論を語るページに辿り着き、
そこで「文明」と「文化」の違いについて
語られていたからだ。
その内容は、深く得心を得るものがあり、
「文明」と「文化」を定義付けすることで、
観えてくるものがあった。

これがそのページである。以下抜粋。

学者(文明人)ってのは悪い癖があって、 a=b、b=c、c=dならa=d のようなことを言って自論を主張する。直線的(リニア)なんだね。 最初に前提(フレーム)があって、その前提の中で安全性(物事)を論じる。前提の外については、文字通り「論」「外」として考察から外す。その行為があたりまえすぎて、それによって生じる死角に気づかない人もいるかもしれない。

他方「文化」は、そのような文明の制約を受けない。そしてハッカーのいる世界もそこだ。前提という概念が薄く、フレームワークを与えても、すぐにフレームの外を使おうとする。結果として、たえず前提をくつがえす存在だ。

ひるがえって、私たちの現実の世界はどうか。ほとんどが不等式とその標本空間だ。文明と文化の両方の影響を受けている。我々は「事象」だけでなく「余事象」に備えなければならない、なぜならハッカーはその余事象を起こすことや扱うことに慣れているし、それが目的だからだ。

学者は「abcdが存在する条件で」と言えば問題ないが、実務はそれで済まされない。我々実務家は「事象」「余事象」の双方に備えることが終始問われる、というのが私の考えだ。

https://the01.jp/p0006782/


上記の内容をまとめると、
ハッカーとセキュリティは
「文明」と「文化」ほどに違う。

セキュリティ側の人間は、
文明的であり、仕組みを第一に考え、
まず前提を用意しその枠で括り、
枠の外は論外として扱わない。
死角が生まれやすい。
直線的 = 一次元的思考。

ハッカーは文化側に属し、
仕組みそのものに頓着が薄く、
枠の外を使いたがる。
想定外を起こすことが目的。
常に前提を覆す存在。
多角的 = 多次元的思考。

▶Next:【文明とは「仕組み」であり、文化とは「手法」】

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